2012年9月9日日曜日



★ 。・。・゜♪゜・。・。★ 万葉仮名あそび575交心 ★ 。・。・゜♪゜・。・。★
 ご無礼も顧みず、興に乗って、万葉人さんの『「万葉集」を訓む』に学ばせてもらっている万葉仮名を、生かじりのまま万葉仮名あそびに耽らせてもらっています。  万葉人さん、ご寛容ありがとうございます。

 > 父安威祖名鹿尾我免母久斗利可分徒   仁

 威張り腐った父親の顔というものは無愛想なもので、  祖先の七光りを借りた漢の顔はいっそう憐れをもよおすよ。  それと同じくらいぼくの顔も無愛想なんだ。  しなやかな鹿の角から尾までの姿態を見ると  自然な命のダイナミックな美しさが迸っているね。  トリカブトの花も自然の中で鍛え抜かれたものの命の美しさを分かち持っている。  ぼくもそんな命の面目に還って、美しい顔を分けてもらいたいと思うよ。

☆☆☆ 万葉人さんの、『 静かな時間「御射鹿池(みしゃかいけ)」 』 への交心です。 ☆☆☆

 


   ※   写真は、万葉人さんよりお借りしています。

★ 万葉仮名あそび575交心w12q090901m
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父安威祖名鹿尾我免母久斗利可分徒

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御射鹿池の清涼な空気をゆっくり呼吸できれば身も心もリフレッシュできるでしょうね。鳥や獣にも安宿の地なのでしょうか。こんなところで暮らしたら仙人になれるのかもしれません。  『伊那谷の老子』といわれる加島祥造さんもこんな仙境に暮らしていらっしゃるのでしょうね・・・はるかなる憧憬です。  万葉人さんの心の仙境が偲ばれます。

 無愛想な顔が面目鳥兜   仁

 父安威祖名鹿尾我免母久斗利可分徒  ぶあいそなかおがめんもくとりかぶと

 恵比寿の裏に般若も棲めり

 鳥兜の語感から父権社会に移行していく時代の父親の権威面を連想しました。  遊びすぎでしょうけれど、ご寛容ください。
 トリカブトを検索したら、毒性の強い塊根のことを「付子フシ」とか「烏頭ウズ」と呼んでいるそうです。漢方に利用されますが、舐めると神経が麻痺して、無表情になってしまうそうです。  日本語の「ブス」は「附子ブス」と書いて、トリカブトの塊根で麻痺した無表情な顔のことを意味したそうです。万葉仮名のできる頃からあったのでしょうね。  万葉仮名は漢語や韓国語の応用でしょうから、韓国語でも「ブス」と同じ「ブスダ」という言葉があって、「無愛想な顔」のことをいうそうです。韓国でも語源は鳥兜にあるのかもしれないと思ったりしました。
 トリカブトの棲息から、「御射鹿池」も薬狩りなどの聖なる地だったのかもしれないなどとも連想してみました。都から遠いですけれど・・・。安曇野は九州から移動してきた海人族安曇氏の拠点にもなっていますし、諏訪湖は出雲から追われた建御名方神がいますから、無縁でもないような気がします。宗像氏には薬師、医師が多いそうです。
 語源探しも万葉仮名遊びの楽しみになります。  いつもたくさんの学びをありがとうございます。


★ 。・。・゜♪゜・。・。★ そのまんま575で交心 ★ 。・。・゜♪゜・。・。★

★★★ 万葉仮名あそび575交心w12q090201m『 秋礼衣野蘇羅似多衣古乃杜離吾蘇分 』 へどうぞ!!! ★★★

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